縮毛矯正、しっかりかけすぎると、実は逆効果なんです!

キレイすぎる仕上がりが、逆に髪を傷ませる原因になってしまうんです!


この記事の内容は、動画でもお話ししています。読むより聞くほうがラクな方は、こちらをどうぞ(7分25秒)。

動画を見なくても、この記事だけで全部わかるように書いています。お好きなほうでどうぞ。


実際に、こんなお悩みの声を本当によくいただいてきました。

「縮毛矯正を繰り返していたら、毛先がチリチリに…」
「カラーと併用したら、バサバサになっちゃった」

あなたもそんな経験ありませんか?

鏡の前で髪の傷みを気にしている女性のイラスト

実は、髪を”自然に戻す”ヒントが3つあるんです。

ここで言う”戻す”は、傷んでしまったところが元どおりになる、という意味ではありません。一度傷んでしまった髪は、正直なところ、元には戻らないんです。

そうではなくて、これ以上ダメージを重ねないようにしながら、扱いやすくて手触りのいい髪に近づけていく。僕が”戻す”と言っているのは、そういう意味です。

これを知っていれば、もう髪の傷みに怯えることなく、髪がどんどんキレイになっていくのを実感できるようになります。

その前に、少しだけ僕の話を

homey roomy 和田洋幸のイラストこんにちは。髪や頭皮のお悩み解決美容室 homey roomy(ホーミールーミー)の和田洋幸です。

神奈川県の川崎駅西口から徒歩8分のところにある、縮毛矯正を専門にしている美容室です。

過去14年で、1162人のお客様に、合計9501回以上のストレートパーマをしてきました。通常の美容室では、1年に1回以上ストレートパーマをかける方の割合が17.3%(美容センサス2025年データ)ですが、homey roomyでは57.1%と、およそ3.3倍の実績を持っています。

美容師になる前は、大学で応用化学を学んでいたので、薬剤が髪にどう作用するかを、成分や反応の仕組みから自然に理解できるところがあります。

他の美容師さんが経験や感覚で判断しているような部分も、僕は科学的な視点から整理して、施術に活かすようにしています。だからこそ、僕は「髪をなるべく傷めないストレート」を追求してきました。


なぜ、縮毛矯正で傷むのか?

それは「100点の仕上がり」を目指しすぎるからです。

いや、わかりますよ。「髪をキレイにしたいので、100点目指してください!」当然そうです!

でも、縮毛矯正という施術を考えたときに、クセを伸ばせば伸ばすほど、キレイにすればするほど、薬のパワーを強くしないといけないんです。

クセを完璧に伸ばすということは、髪の体力をギリギリまで削ってしまうということなんです。

それを知らずに続けると、半年後、1年後、2年後には毛先がチリチリになってしまいます。

では、扱いやすくて手触りのいい髪に戻していくための、3つのヒントをお伝えしますね。

ヒント①:クセを完璧に伸ばさない

お客様の髪をやさしく扱っている美容師の手のイラスト

ストレート=まっすぐじゃなきゃダメ、ではないんです。

実際には、クセを「ほどよく伸ばす」ことが、髪の体力を残すためにとても大切なんです。

クセを根元から毛先までしっかり伸ばしきると、一時的には「完璧な仕上がり」に見えるかもしれません。でもそれは、髪の限界に近づいてしまうような状態なんです。

1回目の施術では平気でも、2回目・3回目と繰り返すうちに、髪が少しずつ限界に近づいていきます。あるとき急にバサバサ・チリチリになってしまうこともあれば、じわじわと引っかかりやパサつきが増えていって、気づけば髪がまとまらなくなっていた、ということもあるんです。

ヒント②:髪質に合った薬剤を使う

実は髪には、もともと「傷みやすいタイプ」と「傷みにくいタイプ」があります。

そして縮毛矯正剤も、傷みやすい髪になじみやすい薬剤と、傷みにくい髪になじみやすい薬剤に分かれているんです。

これって、血液型みたいなものだと思っていて。血液型がA型・B型・O型・AB型に分かれているように、髪質にも「合う薬剤」と「合わない薬剤」があるんですよね。

髪のタイプと薬剤の相性を血液型にたとえた図解

合わない薬剤を使ってしまうと、傷みやすい髪なのに「傷みにくい髪専用」の薬剤を使っても、クセが全然伸びません。逆に、傷みにくい髪に「傷みやすい髪専用」の薬剤を使うと、クセは伸びないのに髪だけがダメージを受けてしまうんです。

でも、自分の髪がどちらのタイプなのか、見た目だけではわからないですよね?

だからこそ、まずは正しい髪質診断をして、あなたの髪のタイプを知ることが、失敗しない縮毛矯正の第一歩なんです。

ヒント③:ヘアカラーの影響を正しく知る

縮毛矯正では、髪質やクセの状態に合わせて、強めの薬剤を使うこともあります。とくにクセが強い方には、それなりのパワーが必要になることもあるんです。

そこで問題になるのが、ベースの髪の状態です。つまり、施術前にすでに傷んでいないかということ。

その中でも、とくに大きな影響を与えるのがヘアカラーです。

髪が傷む原因として、よく聞く「アルカリ」という成分がありますよね。このアルカリは縮毛矯正にも含まれていますが、ハイトーンのカラー剤には、なんと縮毛矯正剤の3.5倍ものアルカリが入っているんです。

縮毛矯正剤とハイトーンカラー剤に含まれるアルカリ量の比較図

そんな強いカラーを、毛先まで何度も繰り返していたら、どうなると思いますか?

ヘアカラーですでに傷んでいる状態だと、どんなに優しい薬剤を使っても、その傷みをリセットすることはできません。結果として、髪がチリチリ・バサバサになってしまう原因になるんです。

カラーと縮毛矯正を併用している方は、とても多いので、いかに傷まないようにカラーを行うかが、髪をキレイで扱いやすくするカギになります。


まとめ

  • クセは完璧に伸ばさない
  • 髪質に合った診断と薬剤選びが大切
  • カラーの影響を理解して、上手に付き合う

この3つを意識するだけで、髪は無理なく自然に扱いやすくなっていきます。

最後に、ひとこと

僕は、「強い薬=よく効く」という考え方に、ずっと引っかかってきました。

美容師になった当初から、「どうしてこんなに傷むことをするんだろう」という疑問がありました。上司に指示されて、失敗するとわかっている施術に向かう時ほど、嫌なことはなかったんですよね。

縮毛矯正は、正しく付き合えば本当に素敵な技術です。

「またチリチリになったらどうしよう…」という気持ちで美容室に行くのは、しんどいですよね。今日お話しした3つのヒントを意識するだけで、あなたの髪はきっと変わっていきます(^_^)

一緒に、自分の髪を心から好きになれる未来を作っていきましょう。

朝の光の中を気持ちよく歩く女性のイラスト


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