初めて来る美容室では、なかなか何をしているのかわからないことがあります。少し人見知りな方などは、何をしているのかわからないけれど、なかなか担当の美容師に聞けないこともあると思います。

homey roomyでは、施術中にわかりやすく説明することを心がけていますが、声が聞きとりづらかったり、言っている意味が分からなかったりすることもあると思います。homey roomyへ初めて来店する方は、ストレートパーマを施術する方が多いと思いますので、分かりやすく施術方法をブログに掲載しました。

動画もご覧になってください。

https://vimeo.com/179416671

[ad#ad-1]

はじめに、髪の状態を見て、カウンセリングをします。

髪の状態を見るときに 重要な点は、
1、髪質(髪の太さ、固さ、手触りなど)
2、クセの強さ
3、髪のダメージ、以前の施術のなごりがあるかどうか

そして、カウンセリングで重要な点は、
1、どのようなことが不満なのか?気になるか?
2、なりたいスタイルのイメージ
3、いままで、美容室でやってきた施術の履歴の確認 などを聞いていきます。

 

 

 

 

そして、前処理でトリートメントをして、施術をはじめます。

ストレートパーマの薬剤は普通の状態の髪に作用するようにできています。

このような薬剤をダメージ毛や薬剤が反応しにくいようなキューティクルの厚い髪につけると、求めているような結果になりません。

ダメージ毛には、ダメージが出にくいように普通毛に近い状態に、薬剤が反応しにくいようなキューティクルの厚い髪には、薬剤が浸透しやすいような前処理剤をつけて、求めるような反応になるように、髪の状態をコントロールしていきます。

 

 

 

ストレートパーマの薬剤を塗布していきます。

髪の施術の履歴や希望のスタイルによって、ストレートパーマをかけたことがない人には、毛先まで薬剤を塗ったり、クセが出てきている部分だけ、薬剤を塗ったりします。

一度、ストレートパーマをかけた部分で、髪のうねりが出てきた場所には、ストレートパーマの薬剤はつけません。

それは、ダメージによってうねる現象が起こるので、様子を見て、トリートメントの処理だけか、もう少しクセを伸ばしたほうがいいかを判断します。

 

 

しばらく時間をおいて、薬剤を洗い流します。

薬剤の反応は、10分ぐらいから25分ぐらいです。
髪質や髪の状態、希望のスタイルを考えながら、時間を判断します。

また、薬剤で髪が柔らかくなっているので、シャンプーはソフトに洗います。
カラーも同時にするときなどは、お湯で流すだけの時もあります。

そして、髪が柔らかくなっているとき、髪の中では、ダメージの原因になってしまう「穴」が開くので、流した後にトリートメント処理をして、穴をふさぎます。

 

 

トリートメントをつけて、乾かして、アイロンします。

先ほどの薬剤の流しの時でも、説明しましたが、ストレートパーマやパーマ液を塗布すると、髪が柔らかくなって、髪の中に「穴」が開いてしまいます。

この穴をそのままにしてしまうと、その中に水が入り込み、その状態でアイロンをしてしまうと、水蒸気爆発を起こし、キューティクルが剥がれ落ちてしまいます。

これを防ぐためには、この穴を高分子タンパク質などのトリートメントで塞ぐしかありません。
そのために、トリートメントをつけて、乾かしていきます。

 

 

髪は115℃から150℃くらい加温すると、柔らかくなります。

氷から水になるように、髪の温度が115℃から150℃くらいになると、髪の中が流動的になり、髪の形が変化しやすくなります。
その性質を利用して、クセを伸ばしていきます。

しっかり伸ばすときは、温度は高めで、クセを残しておきたいときや毛先などダメージが気になるところには、温度を低めに設定することで調節します。

 

 

2剤をつけます

2剤をつけて、時間を置き、
流して、髪に残っている薬剤除去
ストレートパーマの2剤をつけて、クセを固定します。

(5〜10分) そして、お湯で流します。
この状態だと、髪の中にストパーの2剤と最初につけた薬剤のアルカリ成分が残ってしまいます。

そのままにしておくと、
髪のダメージ、頭皮の肌荒れ、脱毛、次回パーマやカラーの施術がしづらくなってしまうなど、髪や頭皮に対して、ダメージが起こってしまいます。

そこで、2剤除去、アルカリ除去をするトリートメントをつけます。

 

 

トリートメントをする

カラーやパーマをすると、髪は元の状態にはなかなか戻りません。

そして、元に戻しておかないと、ダメージは雪だるま式に大きくなっていきます。

2剤の除去、アルカリ除去、トリートメントをすることで、髪をきれいにするだけでなく、髪のダメージが出づらい状態にしていきます。

さらに、トリートメントカラーで毛先に少し色素を補充することで、毛先の明るくなった部分がきれいに見えます。

 

 

 

 

カットをして、乾かして終了です。

まず、最初にハンドドライの状態です。 最初の状態と見比べてください。

 

 

そして、軽くロールブラシを入れてブローした状態です。

 

 

このように自然な状態に仕上がります。