美容師あるある

他業種の方と話していると、いつも当たり前だと思ってたことも、美容師特有の出来事だったりすることはありませんか?

この記事では、美容師であれば、一度は体験、感じたことがありそうなことを、僕の主観をもとに、まとめてみました。

もしかしたら、「そんなことはないよ。」といった事例があるかもしれませんが、そこはやさしい目で見守ってもらえれば幸いです。

美容師あるある10選

1,シャンプー中に頭を持ち上げられても、注意出来ない

お客様のやさしさなんでしょうけど、シャンプーは良いとしても、シャワーで流すときに首を持ち上げられると、流すのが難しくなりますよね?

でも、アシスタントの時は、なかなか言えずに、頭がもち上がったはずみに、シャワーヘッドと首のところに隙間ができて、背中にお湯が漏れることも…

2,席に案内しようとすると、先に行かれることがある

席に案内しようとすると、たまに、せっかちな人が先に行ってしまうことはありませんか?

場所が分かっていれば、先に行ってもいいと思いますが、ちょっと、後ろから追いかけてる様は、恥ずかしいですよね。

3,市販のシャンプーでどれがいいか聞かれる

美容師さんは、市販のシャンプーをあまり使わないので、どれがいいのか答えづらいところがあります。(市販のシャンプーを使う人もいますが、そういう人は、僕の中では美容師さんじゃないです(笑笑)

たまに、帰省したり、旅行に行ったりしたときに、備え付けのシャンプーや市販のシャンプーを使ってしまい、髪がギシギシになったり、頭皮が痒くなったりします。今では、どこに行くにも、マイシャンプー&トリートメントは持参していきますね。

4,ドライヤーで話が聞こえてないけど、聞こえてるフリをする

美容室のドライヤーは高出力のものが多いので、一般のドライヤーよりも音がうるさくて、髪を乾かしているときは、会話の声も聞こえづらくなってしまいますよね?

2回くらいは、聞き返すこともありますが、それ以上になると、申し訳なくなってしまうので、大きくうなずいたり、笑顔で何とか誤魔化しながら、話の内容を想像してます。

切り抜きを持ってきて、「顔が違うんだけどね」と言われる

女優さんやモデルさんなどのキレイな方のヘアスタイルを持ってくるときや少し年代の違う方の切り抜きを持ってこられるお客様の中に、「顔が違うんだけど」「こんな風になれないのは分かってるんだけど」と冗談ぽく、照れ隠しで言われる方も多いですよね。

でも、なりたいイメージを伝えるのに、ヘアスタイルの切り抜きはとっても助かります。

一緒にきれいなヘアスタイルにしましょうね!

6,ご飯を食べるのが早い

美容室で働いてると、一般的な職業のように、決まった時間に休憩時間を取れるところは少ないんじゃないでしょうか?

空いた時間に、ゆっくりご飯を食べようとすると、最後まで食べられなかったり、食事するタイミングを失ってしまうこともありますよね?

けっこう前の話ですが、美容師仲間で焼き肉を食べに行ったら、30分で食べ終わってしまいました。もっと味わって食べたほうが、美味しいですよね。

7,ダッカールがいつの間にかなくなってしまう

ダッカールも消耗品なので、壊れることはもちろんあるんですが、それ以上に、無くなってしまうことってありませんか?

しかも、誰に聞いても、「持って帰ってない」って言うんですけど、明らかに、減っていってるんですよね~。恐怖な話ですよね。

ついでに、ボールペンが無くなることも

8,ハサミで指を切って、縫ったことがある

いがいと、カットを勉強しはじめの時は、軽い切り傷はあるけど、縫ってしまうほどバッサリ指を切ることはないと思うんですけど、そこそこ上手になってきて、調子に乗ってるときに、ふと気を抜いたら、「スパンっ!」と切ってしまったことはありませんか?

指を深く切ると、なかなか血が止まらない…。

9,ハサミを落とすと、寒気がする

一般の人にはなじみがないかもしれませんが、ハサミって結構高価なんですよね。

最近だと、素材が高くなってるからか、1丁10万くらいするのも当たり前になってますね。

昔から、ハサミって落とすと、歪んで使い物にならなくなるって先輩たちから言われてきたんで、ハサミが落ちたときの音を聞くと、「ゾクッ!」ってきます。

10,残業手当や有休は無いものだと思ってた

美容業界が悪く思われるのは嫌なんで、はじめに言っておきますが、最近は、残業代や有休を使えるところも増えてきましたよね。
でも、僕たちが若いころは、残業代もないし、有休も使える雰囲気ではありませんでした。友達の結婚式や親戚の葬式なども行ける雰囲気ではなく、かろうじて有休をとった人も、とても申し訳なさそうにしていました。

だいぶいい時代になりましたね。

まとめ

今回は、美容師あるあるをご紹介しましたが、いかがでしたか?

「普段美容師さんはこんなことを考えてるんだ!」と違う角度から見ることができて、新鮮な部分もあるんじゃないでしょうか?

美容師あるあるは、今回ご紹介した以外にも、まだまだたくさんあります。

お客様と美容師さんの間で、微妙にすれ違うこともあるので、この『美容師あるある』を参考にしてもらって、もっといい信頼関係を築けると嬉しいですね!